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2012年2月20日月曜日

悪魔祈祷書聴いたよ


古本屋店長の語りで始まる、不思議な聖書の物語
夢野久作の「悪魔祈祷書」をオーディオブックで聴いた

紹介
夕立の雨宿りをしている常連客と話をしているうちに、
悪魔を称える聖書の話になる。
その話を聞いているうちに、客の様子がどこか落ち着かなくなる。
その理由とは・・・

300円
時間は58分

語り口とBGMから、古い店での語りという状況が伝わってくる。
また短編でありながら、物語の流れがしっかりしている。
ただ、BGMの音が語りに比べてやや大きく、聞き取りづらいところがある。


夢野久作の本は読んだことなかったが、
「悪魔祈祷書」の薄暗く、あやしい世界観はよかった。
ドグラ・マグラや瓶詰地獄も読んでみようかな。

2012年2月7日火曜日

らくだ


ipodオーディオブックで5代目古今亭志ん生(ここんてい しんしょう)を聞いた
時間も20分以内で手軽。
古典落語は話しの内容やオチが分からない場合があるけれでも、これは楽しめた。


内容
長屋の問題児、背が高くてのぼっとしている「らくだ」が亡くなった。
兄弟分がらくだを葬儀に出してやりたいと思っていたところ、屑屋の久さんが現れる
家財を引きとってもらおうとするが、値がつかない。
そこで、屑屋から商売道具を取り上げ「月番」「大家」「八百屋」のところに行かせる。
「月番」からは香典を、「大家」からは酒と料理を、「八百屋」からは棺桶がわりの漬物樽を貰いに行く。
「らくだ」の生前の素行はかなり悪かったようで、死を喜ばれるも葬式の品は断られる。
しかしこの兄弟分もなかなかの不良者で、「死人を連れてきてかんかんのうを踊らせる」の脅し文句で
香典、酒、料理、漬物樽を得る。
ひと通り終えたところで、兄弟分が屑屋に無理やり酒を飲ませていくうちに、だんだん屑屋が酔っ払いはじめ
酒に酔った屑屋と兄弟分の立場が逆転するというオチ。


*「かんかんのう」は、江戸時代から明治時代にかけて民衆のあいだで唱われていた俗謡。


普段から「らくだ」に頭を悩まされていた様子や、死んでなお厄介ごとを持ち込んでくる「らくだ」に
真っ平御免な様子が伝わってくる。
5代目古今亭志ん生のタメなどなく、するする話をすすめる感じは巧さを感じる


iTunesおすすめオーディオブック5つ


夢十夜:夏目漱石

こんな夢をみたで始まる10話。
情景描写と朗読がうまくて聞きこんでしまいます。
枕元で不思議な夢を想像しながら聞くのがおすすめ

まだらのひも:シャーロック・ホームズ

密室殺人をシャーロック・ホームズが解き明かす。
1時間程度の朗読なので、推理小説にしては短い方だが、
そのぶん朗読で聞いても推理しながら聞けて楽しめます

宝島:ロバートルイス

ワクワク冒険物。宝の地図を手に入れた→探しに行くしかないでしょ。
なんとなくワンピース想像しながら聞いた。
敵とのやりとりは一進一退になり、交渉していくところが面白かった。

暗黒剣千鳥:藤沢周平

共通の秘密をもつ5人。いづれも剣の腕に覚えがあるものだが、次々と闇討ちにあり殺されていく。
敵の正体がわかっても闇討ちを剣の勝負として望んでいくところが好き。


生活維持省:星新一

戦争や争いがない未来の社会。その社会を維持するに1つだけしなければいけない我慢とは。
犠牲を払うということ、代償に対してどのように考えるか。
ぼんやり重い気持ちに持っていかれます。

2012年1月27日金曜日

藤沢周平の暗黒剣千鳥を聞いた


藤沢周平の暗黒剣千鳥を聞いた
時間は1時間15分


学問は苦手だけれども、武に関しては秀でており、剣は免許皆伝の腕前。
縁談がまとまりそうな26歳の武士、三﨑修助が主人公。
縁談もいよいよという時、三﨑と同じ道場のものが何者かに切られてしまう。
切られたものとはある秘密を共有していた。
その秘密を共有していた仲間が次々と切られていく。
切られ方は首筋を一太刀であった。
最後に切られた仲間は、剣の受けが得意であったためか即死は免れることができた。
その仲間のヒントから暗殺者の正体を推測し、今までの手口から対策を練った。
そして万全の対策をした三﨑は、暗殺者と戦う決意をする。


小説の表紙はなんとなく近寄りがたい雰囲気を醸しだしており、作者の名前は知っていたけれど
いままで読んだことはなかった。
オーディオブックでみつけて、移動時間と同じぐらいだったので購入した。
ナレーションは聞き取りやすく、情景も想像しやすかった。
暗殺者の正体を知りながら、暗殺者の剣対自分の剣という舞台に持っていくところがよかった。
純粋に勝負したい気持ち、いままでの出来事に思いをやりながら望んだのだろうか。
倒したあとはどんな気持ちだったのだろうか。


2012年1月18日水曜日

海底2万里


ituneのオーディオブックで聞いた

3人の男が正体不明の潜水艦に囚われてから体験することが書かれている。
船長は陸上に逃げない限り好意的な態度を示し、世界の海の海底を案内してくれる。
世界の海底でめづらしい体験を楽しんだ。
それでも3人は地上に帰る決意をする。

題名がおもしろそうで選んだ。
古典SFの名作なのは後で検索してしった。
海底、あるいは未知なる場所への冒険心をくすぐるような内容でした。
海底の景色、食事、財宝。
絵本にしたらきっと素敵な内容になるのだと思う。
その中でも、普段は紳士的な潜水艦に乗って生き続けていく男が
2回だけ感情をあらわにするところが印象的だった。