2013年1月4日金曜日

お金の流れ」はこう変わった! 松本大のお金の新法則を読んだよ

著者名買いした。
マネックスCEOで天才トレーダー。
自分の考え方が間違っていないことに勇気を得ました。

まとめ
トレンドのゆくえ:GDPの根源は人口と情報にある。そして中国はそれを満たす
ものの値段の変動をコップと水の例えで説明
通貨は実質金利の比較で上下する
お金の管理方法:
認知はゆがむので、ルールを作るべし。
ルールの例として、利食いは大きく、損切りは小さくとルール決める。
 例:15%上昇で利食い、5%下落で損切り
 上昇したときの追いかけ方:ドローバック=儲けから犠牲にできる%をきめて追いかける
 アセットケーションは重要
 
情報は量にこだわる=情報の重み付けができるようになる
さらにどの記事がよく読まれているか?
どのように掲載されているか?
その情報がマーケットに与える影響は?

あれっKindle版もある。
知らんかった。



2013年1月3日木曜日

青空文庫で「Kの昇天」読んだよ

9ページほどで10分もかからずに読める。

Kはなぜ死んだのか?
に疑問をいだいた(おそらく)家族が
私に送った手紙に、Kのエピソードを交えてKの死について解釈していく話

読後
死に対するイメージが印象に残った。
つらく、しんどいものではなく、
ふわふわと移動した先にあるものとして描かれている。

不治の病は、梶井基次郎を死にやった肺結核なのだろう。
結核は強烈な痛みがあるのではなく、徐々に弱っていき死んでいく。
また同時代の人々のなかでは結核による死亡はめずらしいものではなかっただろう。
徐々に弱っていくことで、意識は薄れていく。
この状態がおそらく影やドッペルゲンガーと表現されているのだろうか。

死んでいくことを、月世界へ行ったと表現し、
また月世界に行けなかったことをイカロスが落ちると例えていることから
死に対して否定的には考えていないが、積極的に死に向かっているのではない。

ゆったりと、時間がこれば連れて行かれると、あらがわずに身を任せているような印象をうけた。


ドッペルゲンゲル シューベルト