文句なしで6月のマイエンタメベスト
DVDだと全8巻
始めの3巻ぐらいまでは、物語はゆっくり進むけれど
最後の6、7、8巻からグングン進む
他人にすりつぶされないように強く戦わなければ、
果実を受け取ることもできず、人に見出されにくいかもしれない
それゆえに、部屋の隅っこで泣いて泣きつかれて
やがては心を殺し透明な存在になってしまう
しかし強く戦うことができない存在
あるいは負けることを宿命づけられた存在
はどのように生きていけばよいのだろうか。
2つの回答が用意されていた
それは白色と暗色のテディイドラムで表現されている
愛の道か、破壊の道か
ファーストペンギンとは、一番最初に海に飛び込むペンギンのこと
そのファーストを冠葉に与えられていることは、一番最初の自己犠牲を意味している。
また直前まで、その方向性は
冠葉→陽毬
冠葉→晶馬
苹果→晶馬
晶馬→陽毬
であった。
陽毬が自宅に退院したのち、こう感じる。
「居場所がない」と
自己犠牲=愛は循環する必要がある。分け与える必要がある。
次へ次へと伝える愛=自己犠牲こそが
ペンギン+ドラム=ピングドラムであって、
循環がないと、それは成立しない=効果の乏しいピングドラム
環に組み込まれない子どもたちは、透明になっていく。
環に入るには、選ばれなければならないように思えるが、
自ら分け与えることからでも、その環を始めることができ、
それは2人いれば、いや実際は存在しなくても他人を思うことができれば1人からでも始めることができるのだ。
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