2012年1月27日金曜日

藤沢周平の暗黒剣千鳥を聞いた


藤沢周平の暗黒剣千鳥を聞いた
時間は1時間15分


学問は苦手だけれども、武に関しては秀でており、剣は免許皆伝の腕前。
縁談がまとまりそうな26歳の武士、三﨑修助が主人公。
縁談もいよいよという時、三﨑と同じ道場のものが何者かに切られてしまう。
切られたものとはある秘密を共有していた。
その秘密を共有していた仲間が次々と切られていく。
切られ方は首筋を一太刀であった。
最後に切られた仲間は、剣の受けが得意であったためか即死は免れることができた。
その仲間のヒントから暗殺者の正体を推測し、今までの手口から対策を練った。
そして万全の対策をした三﨑は、暗殺者と戦う決意をする。


小説の表紙はなんとなく近寄りがたい雰囲気を醸しだしており、作者の名前は知っていたけれど
いままで読んだことはなかった。
オーディオブックでみつけて、移動時間と同じぐらいだったので購入した。
ナレーションは聞き取りやすく、情景も想像しやすかった。
暗殺者の正体を知りながら、暗殺者の剣対自分の剣という舞台に持っていくところがよかった。
純粋に勝負したい気持ち、いままでの出来事に思いをやりながら望んだのだろうか。
倒したあとはどんな気持ちだったのだろうか。


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