2013年5月4日土曜日

ライムライト観たよ

1952年アメリカ。チャールズ・チャップリン

素晴らしすぎます。
ストーリー自体は年齢差のある2人が
出会い、近づき、離れていく
とありがちなのだけれども、
2人が近づいていくところの、描写がとてもいい。
自分が落ちぶれたような状態でありながら、
若いヒロインに生きる意味とそのために戦うことの重要性
について説いていく。
その言葉は説得している本人にも響いているのだろう。
・人生は願望だ
・死と同様にに生からも逃れられない
・何のために生きるか。生きるためそのものだ

観ているうちに、2人の両方にたいして感情移入を始める。
・落ちぶれている自分
・説教をされて、立ち上がり、スポットライトに向かっていく自分
・立ち直った相手に逆に励まされる自分。
・かつて励ましたものから好意を受けることで、孤独を感じる自分。

そんなふうに、感情移入しながら、
最後は美しいバレエとともに、幕を閉じていく。

ライムライト (2枚組) [DVD]
ライムライト (2枚組) [DVD]

0 件のコメント:

コメントを投稿